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皆様は「安全をお金で買える」ということをご存知ですか? たとえば磨り減ったタイヤを新しいものに買い替える、無くなったブレーキパッドを取り替える:といったことももちろんそうですが、「パワーのあるエンジンに乗せかえる」「ワンランク上=必要充分のブレーキを装着する」ことも実は立派な「安全対策」なのです。
その昔、最も偉大なF1ドライバーの一人であるニキ・ラウダは言いました。「車を直線200km/hで突っ走らせることは芋をつめた布袋でも出来る。アクセルに袋を乗っけてしまえばいいのだ。大切なのは正確な状況判断とそれに対応し曲がり、止まるということだ」と。
私たちが普段走行する一般市街地、高速道路などはサーキットと異なり路面状況や天候はもちろん、駐車中の車、横断する歩行者、買い物自転車、2輪車などが混在し、車においても他のドライバーの経験及び車両そのものの程度(初心者であるのかベテランなのか、普通の状態なのか禁じられている筈の飲酒状態なのか、はたまた車両の整備がきちんと行なわれているかどうかの程度であり、スポーツ車かワンボックスかなどの車種の程度ではない)がいろいろで結果的に「防御する運転」を強いられます。 「あ、危ない」と思ったときにきっちり止まれるブレーキ、もしくはアクセルの一踏みで危険区域から一瞬にして退避する俊敏さは立派な「防御盾」です。「Tuning carは危ない車の代表」ではなく、「安全をお金で買った車」なのです。
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