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Roger様、お世話になっております。
UBTアーシングキットの取付と装着後の感想などを少々書き込ませて頂きます。
何か…車の部品とは関係ないような怪しい箱を開梱してみたところ…
中にはアース用の配線が6本となかなかアバウトな説明の取説が一部入っていました。
取説を一通り熟読(笑)するも、幾つか疑問点が沸き、別途メールにて問い合わせすることに…
懇切丁寧なメールでのアドバイスもあり、「大丈夫だろ…」と週末の休日に作業を決行することとしました。
土曜日は朝から愛車R129の洗車で始まりました。室内清掃、WAXまで掛けて一服すると、時計の針は早くも午後2時にさしかかろうとしています。
とりあえず最初は一番面倒そうなバッテリーからエンジンルームまでの配線をやっつけましょう。
トランクからスペアタイヤを降ろし、右の内張を外すとバッテリーがコンニチワしてくれました。…結構でかいです。
スペアタイヤの取付スペースの隅に水抜き用のゴムブッシュがありますので、取ってしまいます。
ブッシュにカッターで切れ目を入れ、一番太いケーブル(22スケア!)を通したら、再びブッシュをはめます。
バッテリーへの結線は最後にやることとして、まずはリアをジャッキアップしてリジットラックをかけ、その後フロントも同様にします。
R129は乾燥重量でも1.8tもありますので、ジャッキのみで車の下に潜ることは自殺行為です。絶対にやめましょうね。
潜ってみるとトランクルームから出た配線はデフの上をまたがるように通さなければいけないようです。サブフレームを落として作業するのは大変だし、チョット手抜きかな?とも思いましたが、左側のドライブシャフトの上が通りそうなので、そこを通すことにしました。
当然、ケーブルが垂れてくるとドライブシャフトに干渉して危険ですので、近くにあった燃料ラインにインシュロックタイで束線して落ちてこないようにします。
後は燃料の配管に沿わせてエンジンルームまで引き込みます。(取説通り!)
当然、マフラーなんかに干渉させてはいけません!
ここまでできれば超簡単、後はオルタネータとシリンダヘッドに取り付けてインマニに止めれば…って、インマニに止める所が判らない!!
Roger様から頂いたメールにはエンジンハーネスから出てる茶色のアース線と共止めすれば良しと書いてあったのに、探せど探せど茶色の線がない!(T T)
これは困った…何とか自分の力だけで付けようと思っていたのに、苦しい時のRoger様頼み、恐る恐る電話してみることに…
「テメー、ボケカス!忙しいのにつまんねーこと聞くんじゃねー!」とか言われるかと思っていたら、とっても親切な電話応対!感動モンです。
(どーもチューニング業界に長く関わっていたせいか、気難しい職人が多いという先入観がありまして…)
Roger様曰く、私のR129は調べたところ、KE燃料制御のモデルなのでアース線は存在しないとのこと、教えて頂いた通りにインマニのサービスホールを利用して止めさせて頂きました。
後はL字金具に全てのケーブルを固定してボディーの空き穴に止めればOK!
後回しにしていたトランクの束線も行い、スペアタイヤを戻せば完了です。
さあ試乗です。
恐る恐るキーをひねるとM119はいつもと変わらずセル一発で始動!
「うーん、あんま変わんないかな?」と思いながらもしばらく待つと、いつもよりもファーストアイドルの時間が短かったような…気のせいかな?
充分暖気したことを確認してセレクターをドライブに入れ、走り出します。
「ん?なんか違うな」変化はすぐに感じられました。
元々R129(正確にはDOHCエンジン搭載型)はアクセルペダルが重く、微妙なアクセルワークが難しい車で、低速域では特に意図しなくても「グワッ」と加速しがちなところがあり、神経質なアクセル操作が必要だったのですが…
これが実にスムーズ!微妙なアクセル操作にエンジンがピタリと”ツイて”きます。
感性的なものなので表現が非常に難しいのですが、自分が前へ出ようと思った分だけ間髪入れず出てくれるというか、気持ちと車速がシンクロしているというか…
一言で言えば「とにかく気持ちいい!」という表現に尽きます。
これはハーフスロットルから僅かに踏み足した時にもはっきりと判るレベルです。
軽く踏んでみると、エンジンの回り方が明らかに軽い!
M119独特の上で回るのを嫌がる感じが薄れています。ATの繋がりも気のせいかスムーズになった様な気がします。
二次効果として燃費が改善されました。
5Lの車に乗っていて燃費を気にするのもナンセンスかとも思いますが、燃料系の針の落ちは明らかに遅くなっています。
これはアーシングによってインジェクターの燃料霧化効率が良くなったのと、点火が改善されたことに起因すると思われます。
アクセルをさほど踏み込まなくても車が加速してくれることから燃費も改善されたのでしょう。
ガソリン高騰の御時世、これはありがたい効果といえます。仮に100km航続距離が伸びたとすれば、約20L近いガソリンが節約できたことになりますし、20回程度も給油すればアーシングキット代が浮いてしまう計算になります。
まあいいことづくめのようなアーシング効果ですが、これを読んでいる方が誤解のないように申し添えておくとすれば、Roger様も言われているように感じ方は人それぞれ「異なる」ということです。
私自身、国産ターボ車をチューンして乗っていた当初は「ドッカーン」とくるあのターボフィールに誤魔化されていることに気付きませんでした。
実はあのドッカンフィーリングは決して速いものではなく、本当はフラットトルクな特性のエンジンが一番速いということに気付くのに10年掛かりました。
ですからR129以前に乗っていたGT-Rではいかにターボラグを抑え、踏み返した時の”ツキ”を素早くするかといった方向でセッティングしていました。
M119はNAエンジンですから、その「違い」というものはターボに比べれば本当に些細なものです。その些細な「違い」を感性として求める方であれば、このUBTアーシングキットは…最高のものです。
(余談ですが、私の職業は電気技術者です)
最後にRoger様、キットについて一つだけ不満があります。
それはトランクの中のコードを纏める為のクリップなのですが、両面テープの粘着力がいかんせん弱すぎると思います。
私は貼り付ける箇所をブレーキクリーナーでよく拭いてから貼ったのですが、ケーブルの太さに負けてしまい、ことごとく剥がれてしまいました。
仕方がないので、私秘蔵のスポット溶接並の強度が得られる両面テープにスワップして固定しましたが、元々の両面を綺麗に剥がすのに苦労しました。
今後改善されることで私以降、アーシングキットを購入される方がご苦労されぬ様、敢えて書かせて頂きました。
とはいえ、キット自体のクオリティは素晴らしいものであり、その辺で売っている8スケア程度の太さのケーブルではここまでの効果は得られなかったと確信しております。
また取付作業に関しても、メールやお電話にて懇切丁寧なアドバイスを頂き、本当に感謝しています。
次回も是非、御社のパーツを購入させて頂きますので、末永くよろしくお願い致します。
長々と稚拙な文章を綴ってしまい、誠に失礼しました。ありがとうございました。
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